全14台の運搬車両により作業を行っていますが、日々の運行指導といえるものはありませんでした。そこで行き着いたのがドライブレコーダーです。

運転手の急発進や急ブレーキといった違反運転を検出し点数化。それをランキングとして表示することで各人の運転技術の向上に役立てています。さらにその時の状況を映像として記録できるため、運転手のクセも確認でき効果的な指摘・指導が行えます。

また当社では「エコアクション21」をはじめとした環境活動にも力を入れ、地球温暖化防止活動推進センターが主催の「ふくおか減Co2(げんこつ)大作戦｣に参加し、｢減Co2ドライブ賞｣を受賞しました。社内の運転技術向上とともに地域貢献のアピールとしても役立てています。

昨年から会社方針でドライブレコーダーの装着を決めていました。早朝から夕方遅くまで運搬業務を行う中で、一番心配しているのが交通事故。常に運転には細心の注意を払うよう取組んではいますが、実際の運転状況となると管理の行届きにくいところ。そこで知ったのがドライブレコーダーでした。

導入後は実際の記録された映像を見て、各乗務員の起こすヒヤリ・ハット危険運転に対して的確にピンポイントで指導ができるようになり、安全運転への取組みができるようになりました。

こうした業務改善や乗務員への教育を行なう事により、さらに安心・安全な仕事ができ、パートナー様との深い信頼関係を築くことができます。

業務用無線からデジタルMCA無線への買い替えです。プラント近辺の通話自体にはあまり違いは感じられませんが、市内を離れ、遠くの現場へ行っても通じる広さは以前にはない驚きです。

また今回導入したGPSシステムにより車の現在地・状態がパソコンの画面上でリアルタイムに確認できるので各車両の進捗状況も一目でわかります。

さらに内蔵されている地図データは拡大縮小も可能で、その日ごとに変化する現場の位置もその場で検索できるので運転手とともに確認し迷うことなく向かうことができ、安心して配車を行うことができました。

安心・安全・確実に物を運ぶ役割を担うのが物流システム。毎日の業務の中で交通事故や飲酒運転は、企業はもちろんのこと業界全体が抱える重大な問題です。一人でも飲酒運転をすれば自分だけでなく会社・家族・周りの人にまで迷惑をかけることになります。

今回導入に至ったアルコールチェッカーは、飲酒運転を未然に防ぐ対策のひとつです。卓上型でプリンターによる記録方式タイプ。こういった機器による毎回のチェックを欠かさないことが企業としてプロとしては当たり前のことだと思います。

最初は他社の紹介でネットワークカメラを見学させていただきました。そこで映像のスムーズさと、音声の聞き取りがクリアであることから、今度開設する営業所とのやり取りに使えないかと考え導入しました。

開設した直方店とは行き来も多く、せっかくお見えになったお客様とすれ違いになることもあります。そこでパソコンを通じてテレビ電話のように簡単に会話を交わすことでお客様とのコミュニケーションを絶えず行うことが可能となりました。 また初めて来店されるお客様も一様に驚かれることも会社としてのよいアピールになっているのではないでしょうか。

よく社内の様子を映し出すことに監視なのでは？と思われますが、お互い困った時にはアドバイスを即座に受けることができるので業務を円滑に行うための『安心』を手に入れたと考え活用しております。