安心・安全・確実に物を運ぶ役割を担うのが物流システム。毎日の業務の中で交通事故や飲酒運転は、企業はもちろんのこと業界全体が抱える重大な問題です。一人でも飲酒運転をすれば自分だけでなく会社・家族・周りの人にまで迷惑をかけることになります。

今回導入に至ったアルコールチェッカーは、飲酒運転を未然に防ぐ対策のひとつです。卓上型でプリンターによる記録方式タイプ。こういった機器による毎回のチェックを欠かさないことが企業としてプロとしては当たり前のことだと思います。

最初は他社の紹介でネットワークカメラを見学させていただきました。そこで映像のスムーズさと、音声の聞き取りがクリアであることから、今度開設する営業所とのやり取りに使えないかと考え導入しました。

開設した直方店とは行き来も多く、せっかくお見えになったお客様とすれ違いになることもあります。そこでパソコンを通じてテレビ電話のように簡単に会話を交わすことでお客様とのコミュニケーションを絶えず行うことが可能となりました。 また初めて来店されるお客様も一様に驚かれることも会社としてのよいアピールになっているのではないでしょうか。

よく社内の様子を映し出すことに監視なのでは？と思われますが、お互い困った時にはアドバイスを即座に受けることができるので業務を円滑に行うための『安心』を手に入れたと考え活用しております。

それまではアナログMCAを使っていましたがエリア外になることもあり、また携帯電話で対応するにも運転中には使用できないため思うような配車ができないことも多くありました。

しかし、今回GPSシステムを導入したことにより各車両の走行位置がリアルタイムに確認でき、お客様からの注文や問い合わせに素早く対応できるようになりました。また事務所側から位置を確認できることから初めてその場所に向かう運転手に的確な指示を送ることができるため、つまらない事故を未然に防ぐことにも一役買っています。

デジタルMCA無線を利用することでランニングコストも抑えられるし、福岡と北九州を移動する車両にとっても切替一つでグループを使い分けられることも大きいですね。

運搬車両から重機に至るまで、広い範囲での作業を行うにあたり業務連絡の伝達は必須でした。しかし以前は携帯電話での連絡に頼ることが多く、すべての社員に知らせるにはかなりの通信費が掛かっていました。そこで知ったのが『デジタルMCA無線機』です。

運転中の利用もでき、通話もボタン一つ。それに利用料も定額なので安心してやり取りを行えます。さらに最近では衝撃時に車外の映像を記録する「ドライブレコーダー」を運搬車両に搭載し、日々の安全運転の意識付けと乗務員の危険回避に一役買っています。

『確実な連絡手段と位置情報が不可欠』
一口に清掃業と言っても一般ゴミ収集からし尿、浄化槽といった多岐にわたる環境関連業務全般に従事しています。そういった状況でゴミ収集は横の連絡が必須であり、し尿は現在地確認が重要になっています。その中で、デジタルMCAを利用した『GPS運行じょうず』はどちらも補うことのできるシステムでした。

GPSは、お客様からの連絡に対応するためにもちろん利用していますが、業務完了後の走行履歴といった業務の振り返りにも大きな利点です。運転手へのボタン操作の徹底は、作業内容の確認にもなっており、効率化にも一役買っています。また、これらの日報データを画面上にて閲覧できるのは、無駄な紙を出さない上では大切なことだと思いますね。